新「名医」の最新治療

〜最新医療の現場から クーズアップ歯科医院〜
●保存重視の歯科治療を秩父から世界に発信●
秩父臨床デンタルクリニック・CTインプラント研究所

インプラントの手術件数は、アフターケアが可能な範囲内で行われるべきだと考える秩父臨床デンタルクリニックの栗原仁理事長は、2011年、新たな施設を完成させた。メンテナンスに特化した、もう1つの歯科医院だ。

1.難しい症例に対する保存重視の歯科治療
2.メンテナンスに特化した新たな施設を導入
3.一生付き合える歯科医院選びを



2.メンテナンスに特化した新たな施設を導入

今年、秩父臨床デンタルクリニックにメンテナンスに特化した施設が完成した。その規模にまず驚かされるが、さらにすべてがメンテナンスのために使われるのだから、少々贅沢な気がしなくもない。栗原理事長にその狙いを伺った。

「インプラント治療ではメンテナンスが重要です。1人の歯科医師が年間に手術できるのは、十分な施設が整っているという前提で200人くらいではないかと、私は考えます。これまでインプラント治療を約7年間続けてきて、当院で手術させていただいた患者さんは1000人を超えています。つまり、毎年1000人を超える患者さんに対するメンテナンスを断続するのはもちんのこと、手術を続ける限り、この数は今後ますます増えていくということです。設備や人員を増やす必要があると判断しました。自動車であれば、購入後にも点検があったり、故障した際に保障が受けられたりします。歯科治療においても、そうしたフォローがあるべきだと思います」

全館メンテナンスに特化した マックデンタルオフィス秩父
1.インターネットに接続できる広々とした待合室
2.ところどころに木材を用いた、落ち着いた雰囲気の受付
3.光が差し込む前面ガラス張りの開放的な診察室



NEXT3.:『一生付き合える歯科医院選びを』




■新・名医の最新治療とは?■

週刊朝日の人気連載「新・名医の最新治療」の最新の連載記事をまとめた1冊。「いい病院」など、大変ご好評いただいている週刊朝日の医療シリーズです。

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